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コラム

「ネット上の著作権問題と法律や罰則」


1.インターネットでの著作権侵害とは

インターネット上での著作権侵害は、著作権で保護されている作品(文章、音楽、映像、画像、ソフトウェアなど)を、著作権者の許可なく以下のような形で利用する行為を指します。

■違法アップロード:著作物を無断で公開して他人がアクセスできる状態にすること。
■違法ダウンロード:違法に公開された著作物をダウンロードして利用すること。
■無断使用:画像や音楽を商業目的や個人ブログで使用すること。
など

2.具体例(一例)

■動画サイトの海賊版動画
映画やドラマが無許可で公開されていると知りながら、そのサイトから視聴やダウンロードする行為は違法となります。
■他人が撮影した写真やデザインを、許可なくSNSやブログで使用する行為。
■音楽ファイルや有料ソフトをP2P(例:トレント、ビットトレント)や海賊版サイトから違法にダウンロードする行為。

3.法律と規制

■日本の著作権法
現在の日本では、インターネット上の著作権侵害行為は厳しく規制されています。違法ダウンロードは2010年以降刑事罰の対象となり、2021年には漫画や学術書など、映像や音楽以外の著作物にも範囲が拡大されました。
■国際的な取り組み
他国でも著作権侵害に対する法律が存在し、米国のウェブ上の著作物を保護するための法律「デジタルミレニアム著作権法(DMCA)」やEUにおいても著作権の保護や利用に関する規定を定めてる「著作権指令」があります。

4.著作権侵害のリスク

■法的制裁
違反行為には損害賠償請求や刑事罰(罰金・懲役)が科される可能性があります。
■社会的信用の損失
著作権侵害が発覚すると、個人や企業の評判に影響を与える可能性があります。

5.著作権侵害を防ぐために

■ライセンスの確認、もしくは著作権の確認
画像や音楽、ソフトウェアを使用する場合は、著作権フリー素材を利用する。
■正規サービスの利用
ストリーミングプラットフォームや合法的なマーケットプレイスからコンテンツを購入、またはフリーと確認できる場合のみダウンロードする。
■出典の明記
他人の著作物を使用する場合、許可を得た上で出典を正確に記載する。

弁護士 勝間田 淳

弁護士 勝間田淳は、トレント問題に注力している弁護士です。
勝間田は、10年以上の弁護士経験があり、知財権に関する知識や、IT関係、ネット関係訴訟(開示請求等)の経験も豊富にございます。
その豊富な経験をもとにトレントのトラブルを迅速に解決します。

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